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【若者との関わり方】~「最近の若い奴は」について 若者の傾向、仕事に対するやる気・意識~

 

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みなさんこんにちは!knowhow の takumaです(^ ^)

 

最近の若い奴はなってない」というフレーズを一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

 

大人になり、社会で経験を積むと、若い人のなってない行動にイライラすることもあると思います。

 

今回は最近の若者の傾向や仕事に対するやる気若者との関わり方について述べていきたいと思います。

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1. 最近の若者はなってない!
最近の若いやつはなってない」この言葉はいつごろから使われ始めたかご存知ですか?


昭和でしょうか?明治でしょうか?はたまた平成に入ってからでしょうか?

 

実はこの言葉は4000年前のメソポタミア文明の頃から使われています。


日本でも1200年前の法隆寺五重塔から「今の若い者はなっていない」という言葉が見つかっています。

 

つまり、はるか昔から若者はなっていないものであり、私もみなさんも若い頃は ”なってない存在” だったということです。

 

ということを考えると、「最近の若いやつはなってない」という言葉はおかしくないでしょうか?


最近の若いやつはなってない」は言い換えれば、「俺の若い頃はなってなかった」と言っているのと同じことになります。

 

多くの人は自分が若い時のことを鮮明に覚えていないので、いざ自分が社会人の中堅以上の立場になると、若者がなってないように見えてしまいます。

 

私も若者の非常識な行動などを見るとイラッとしますし、本当になってないなと思うこともあります。

 

ただ、よくよく思い出してみると、自分も若い時は非常識な行動をとって周りに迷惑をかけてたな、と思います。

 

例えば、先日電車の中で大きなリュックを後ろに背負ったままの高校生を見て、「そんなでかいリュック背負ってたら通れないじゃん」と思ったのですが、私も若い頃まったく同じことでおじさんに怒られたことがあることを思い出しました。

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その時は「なんだよ、うるさいな」と思いましたが、今では気持ちがわかります。

 

若者はただ単に経験が少なく、何が悪いのか、いいのかの区別がつかないことが多くあるのです。

 

彼らのほとんどは悪気なく周りに迷惑をかけてしまっている場合が多いと思います。

 

今はなってない存在であっても、大人になり、色々経験するうちに学び、なにが ”なっている” 行動・言動なのかがわかってくるはずです。

 

それを「ホント常識ないな」「なってないな」とつけ離すのではなく、若い頃の自分に教えてあげるように、優しくアドバイスしてあげればいいと思います。

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2. 最近の若者の傾向
最近の若者の気質、傾向は昔と比べてどう変わったのでしょうか?


岡谷大学教育学部の水野教授は、
自動化機械に囲まれて成長した世代
自分で工夫せずに正解を知りたがるが、反面、決められたことはきちんとやる。なぜなら、決められたとおりやらないと成果が出ないことをよく理解しているから

と述べています。


また、株式会社テルモの和地会長は、
要領がいい人が多い。上司に命令調で何かを言われても、顔でニコニコしながら従ったふりをするが本気ではやらない
仕事をやる気が全くないというわけではなく、適切な方法を用いれば、真剣に仕事に取り組む
と述べています。


両者ともに共通しているのが、「最近の若者は決められたことは適切な方法であればきちんとやる」ということです。


今の若者の世代は情報に溢れた社会で育ってきているため、自分で工夫して何かをするというよりも、すぐに正解を知り、効率よく適切な方法で物事に取り組む傾向があるみたいです。


これは逆に捉えれば、指示や模範、答えがなければ動けないということです。

 

私の職場では、電話の取り方がわからない若者がいました。彼の家には固定電話がなく、人の電話に出たことがないそうです。

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私の世代では考えられないことですが、私の常識をその若者部下に押し付けてもしょうがないです。


私はイラッともしましたが、怒らず、電話の応対の仕方を教えました。


仕事で若い部下がいるのであれば、その部下には明確に指示・指導することが必要です

 

自分で試行錯誤して答えを探すということをあまりしないので、「言わなくてもわかるだろう」ではなく、仕事の目標・目的を示し、理由を示した上でやり方を指示することが必要です。

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「めんどくさいな」と思う方もいらっしゃると思いますが、人に教えることは自分の成長にもつながります。自分を成長させるチャンスだと捉えて、指導の方法を見直すのもいいかもしれません。
※教えることの大切さの記事はこちら

knowhow-takuma.hatenablog.com

 

 

 

まとめ
最近の若者はなってない」は昔から言われています。


なってない若者にイライラする気持ちもわかりますが、それは自分も若い頃、周りから思われていたことであることを忘れてはいけないと思います。


また、時代によって若者の傾向は変わります。今までの自分の常識が通用しないがために、「最近の若者はなってない」と言ってしまうこともあるかもしれません。


若者と関わる時は、頭ごなしに自分の常識を押し付けるのではなく、その時代の若者に合った指導方法で、昔の自分に教えるかのように、愛を持って接することが大切です。

 

そうすれば部下もきちんとついてきてくれますし、会社の業績アップにつながると思います。

 

 

以上、【若者との関わり方】~「最近の若い奴は」について 若者の傾向、仕事に対するやる気・意識~でした。

若者と関わるとイライラしてしまうし、関わるのが苦手という方もいるかと思います。


私も以前まではイライラして怒鳴ったりしていましたが、若者のことを知らなかった自分も悪かったと今では思っています。

 

今回も読んでいただき、ありがとうございます。
また次回もよろしくお願いします。