【上司に口ごたえしてみた結果】~上司が上司に何も言わないから自分が言ってみた~
みなさんこんにちは!knowhow の takumaです(^^)
突然ですが、先日上司とガチンコファイトクラブをしました。懐かしいでしょ、ガチンコファイトクラブ笑
ごめんなさい、ふざけました...
先日上司と言い争いになりました。
きっかけは私が上司に対して意見を述べたことから始まりました。
今回は、上司に意見を言うことについて述べていきたいと思います。
※タイトルで「口ごたえ」と言い表したのは、それくらいの強い気持ちで意見を言ったということを表したかったためです。
1. 意見を言ったきっかけ
私の上司(厳密に言えば上司の上司、わかりにくいので以下「上上司」と言う)は仕事に熱意を持っていて熱い人なのですが、一方で猪突猛進になってしまう傾向があり、部下の気持ちを考えられないという性格の持ち主です。
今回、大きなプロジェクトがあり、その上上司を含め、総勢25名で仕事をすることになりました。
かなり大変なプロジェクトでなかなか骨の折れるものです。
このプロジェクトに対してその上上司は血気みなぎっており、やる気満々でした。
仕事の初日には、できない部下に対して「ちゃんとやれよ!」「ふざけんな!」などと怒鳴り散らしていました。
また、休みもなく働いている部下のことはお構いなしに、「次のこの作業をやってくれ」などと言ってくるので、部下はいっぱいいっぱいになっていました。
仕事に対して熱意を持ってやるのはいいことですが、部下の体調やペース、気持ちも考えずに「やれ」と一方的に言ってくる上上司にみんな嫌気が指していました。
みんな陰口は言うのですが、私の直属の上司を含め、誰も意見を言う人はいませんでした。
みんなその上上司を恐れていたのです。
私はその上上司の態度があまりに自分勝手で、上司としてあるまじき行為だったので意見を言うことにしました。
2. 上司に意見を言ってみた
ある日、私の仲間が一生懸命仕事をしている時に「これ今すぐやってくれ」といつもの部下のことを何も考えない発言がでました。
私は意を決して、「その作業は今すぐ必要なんですか?部下はへとへとでいっぱいいっぱいですよ」と言いました。
すると上上司は、「ああ、必要だよ」と言いました。
それに対し私は、「今みんなには余裕がありません。部下の体調やペースをもう少し考えてください」と言いました。
すると、「やるんだよ!今すぐ!」と頭ごなしに怒鳴られました。
あまりにも理不尽なので、「もう少し部下のことを考えください。こんな疲れて集中力が低い状態ではミスも起こりますよ」と返しました。
加えて、「あなたの仕事に対する熱意は素晴らしいと思います。ですが、怒鳴るのはやめてください。みんな萎縮してますし、緊張している状態ではベストなパフォーマンスを出すことができません」と意見を述べました。
するとその上上司は冷静になったのか、「わかった」とだけ言いました。
ひとまずその日の作業は切り上げになり、休息をとることになりました。
私としては、自分の意見を言わずにイライラするのも嫌でしたし、陰口ばかり言うのも嫌だったので意見を述べるに至りました。
しかし、怒鳴り返されたので、「やっぱりこの人は変わらないな」と思い、何か変化が起きるとは期待していませんでした。
3. 周りの反応
まず周りの同僚から言われたのは「よく言ってくれた」「さすがだね、本当にスッキリしたよ」「ヒーローだ」などの言葉でした。
一方で直属の上司から言われたのは「ああいうことを言うなら先に報告してくれないと困る」や「あの言い方はないだろ」と言われました。
やはり上司は上司自身の上司を気にして部下のことは何も考えていないんだなと再確認させられました。
でも中には、「ごめんね、本来は俺たち上司が上に言わなきゃならないんだけどね。代わりに言ってもらっちゃって申し訳ない」と言ってくれた他の上司もいました。
4. 結果
上上司に意見を言ってからは、周りの人の反応が少し変わりました。
同僚からは信頼を得るようになり、部下からは頼られるようになりました。
難しい仕事などがあるとやり方を聞かれたり、悩みなどの相談を受ける機会も増えました。
また、その上上司自身も以前のように怒鳴らなくなり、「今やってる仕事が終わったらこの仕事をやってくれるかな?」と、部下を気づかってくれる発言をしてくれるようになりました。
正直、上上司は何も変わらないだろうと思っていたのですが、私の意見を取り入れてくれたみたいです。
周りの同僚も「最近上上司変わったよな」と言っています。
5. 総論
日本人は上司のことを神様のようにあがめ、近寄りがたい存在のように思ってしまう傾向があると思います。
その人の肩書きや、役職にとらわれてしまい、意見があったとしても言うことができず、嫌な仕事も仕方なく受けてしまう傾向が強くあると思います。
日本人は謙虚で優しい人種でそれもまた素晴らしいですが、意見を言わなすぎです。
上司は神様ではありません。人間です。ミスだってしますし、判断を誤ることもあります。
部下として上司のミスなどをカバーすることは仕事においてすごく大切です。
むしろ、ミスやおかしいことに気づきながらも、上司に気をつかって何も言わないのは無責任極まりありません。
怒鳴り返されるかもしれないですし、批判されるかもしれませんが、それでも勇気を振り絞って意見を述べるべきです。
上司もきっと変わってくれるはずです。
また、上司は意外と部下に対してびくびくしているものです。
部下から反抗されることを心の奥底で恐れているので、ひとたび意見を言われたり、口答えをされると黙ってしまいます。
よく怒鳴る上司ほどこの傾向があります。よく言いますよね、「弱い犬ほどよく吠える」と。
思っていることを押し殺して我慢してストレスをためるのではなく、言いたいことは思い切っていってしまいましょう。
以上、【上司に口ごたえしてみた結果】~上司が上司に何も言わないから自分が言ってみた~でした!
私は意見があるのに黙っているだけでそこにいるのは、そこに存在しないのと同じだと考えています。
確かに上司に意見を言うのは勇気がいりますが、思い切って意見を述べてみましょう。
必ずいい方向に好転するはずです。
今回も読んでいただき、ありがとうございます。
また次回もよろしくお願いします。