【長期主義の落とし穴】~短期主義に打ち勝ったのに…~
みなさんこんにちは!knowhow-takumaです(^ ^)
前回、前々回と短期主義について述べ、短期主義に打ち勝つには長期主義が必要だと述べました。
ところが、この長期主義にも落とし穴があります。
今回はその長期主義の落とし穴について述べていきたいと思います。
1. 壁を越えて満足?
例えばダイエットしているとして、目の前の誘惑(チョコレートやケーキなど)に長期主義的思考で打ち勝ったとします。
そこで長期的な考えをすることができたのはいいことですが、目の前の誘惑に打ち勝ったことに満足してしまう傾向が人間にはあります。
「ケーキを我慢することができた!よくやった!」のような考えに陥るのは理解できます。
しかし、本当の目標は短期主義に打ち勝つことではなく、1か月で体重を3キロ減らすことなどです。
短期主義に打ち勝ったことに満足してしまっていては、あなたの目標は達成されず、現状維持、もしくは衰退してしまいます。
あくまで短期主義はあなたの目標達成を阻むものです。目標を達成するために、その壁を乗り越える、すなわち短期主義に打ち勝つことが必要という意味なのです。
目標を達成するための努力をした上で、短期主義の壁が現れたらそれを越えられるようにしましょう(^ ^)
2. 未来の自分はすごいと思い込みがち
長期主義にはもうひとつ落とし穴があります。
それは長期主義の間違った捉え方です。
人間は未来の自分の方が優れているの考えがちです。
「来年の自分はもっとお金持ちになっている」「もっと人生を楽しんでいる」「もっと順調だ」などです。
その考えがあるために、未来の自分に期待するだけで現在の自分はあまり努力しなくなります。
その結果、いざ来年の自分になった時に「あれ、あんまりお金持ちになってない」「去年と変わってないな」のように期待していた理想の自分を見つけることができなくなります。
子供の頃、大人になった自分はしっかりしているんだろうなと考え、いざ大人になってみると「案外こんなものか」と思ったことはありませんか?
それと同じです。
長期主義は、未来の自分に過度に期待せず、目標を達成することでやっと理想の自分になれるのだと認識する必要があります。
そう考えることによって始めて長期主義は力を発揮してくれます。
一番の目的は自分の目標を達成することです!短期主義の壁を越えたことに満足することなく、未来の自分に過度に期待することなく、目標達成のために一歩ずつ進めたら最高ですね^^
今回も読んでいただきありがとうございました。
みなさんの体験談、意見等をコメントいただければ幸いです。
よろしくお願いします。