【お酒に飲まれてしまう人の原因】~ハロウィンは大荒れ イベントでトラブルを起こす原因を考える~
みなさんこんにちは!knowhow の takumaです(^^)
今年のハロウィン、みなさんはどう過ごしましたか?
仮装などをして渋谷は盛り上がっていましたが、みなさんは仮装をされましたか?
私は…しませんでした笑
仮装をする勇気がなかなか出ません笑
ハロウィンのイベントが日本に浸透しつつある現代、ハロウィンを楽しむ方が多くなる一方で、ケンカや事故などの悲しい事が多く起きているのも事実です。
今回は「イベントでトラブルを起こす原因を考える」ということで、なぜ楽しいはずのイベントでケンカやトラブルを起こしてしまうのかを原因をいくつか述べていきたいと思います。
1. 渋谷ハロウィンは大荒れ
みなさんもニュースで見たと思いますが、10月後半の渋谷はハロウィン一色でした。
仮装などをしてイベントを楽しむ方が多くいる一方で、トラブルを起こす、巻き込まれる人もいました。
(1)軽トラックが倒される
ハロウィンで盛り上がっている渋谷の道を通過しようとした軽自動車がハロウィンに参加している人たち何人かによって倒されるという事件が発生しました。
倒した人の大半が酒に酔っており、倒した後も軽トラの上に乗っかるなどしてふざけていました。
ボルテージが上がっていて盛り上がっているとはいえ、これはやり過ぎです。
事実何人か逮捕者も出ています。
(2)ラーメン屋の券売機に水を流し込む
こちらもハロウィン参加中の若者が酔った勢いでラーメン屋の券売機に水を流し込み、機械を故障させたものです。
次の日に酔いが覚めた加害者は店側に謝罪し、弁償をすれば被害届は取り下げるという案を出されたそうです。
この機械の被害額はおよそ180万円。かなりの大金です。
弁償をするこの加害者は大丈夫なのでしょうか?
上記以外にも各所で参加者同士の小競り合いやケンカが起きていたそうです。
2. 楽しいはずのイベントでのトラブルの原因
ではなぜこういったトラブルが起きるのでしょうか?
理由は一つではないと思いますが、大きな原因となっているのが、「お酒」です。
今回トラブルや小競り合いを起こした人のほぼ全員が飲酒をした状態でした。
みなさんもご存知のとおり、お酒を飲むと人によっては人格が変わり、気が大きくなり、普段やらないことやできないことができてしまいます。
お酒に飲まれてしまってはせっかくの楽しいイベント(これからクリスマスや忘年会、年越しなどが待ってますが)が台無しになってしまい、酔いが覚めてから後悔してしまうということになりかねません。
では、なぜ人はお酒を飲むとトラブルを起こしやすいのでしょうか?
人間の脳には、「脳幹」という部分があり、これは「爬虫類の脳」と言われ、いわば本能を司る部分です。
この部分によって人間は怒りなどの感情が湧き、時に自分や自分の大切なものを守るために攻撃をしたりします。
この部分だけであれば、人間は感情に操られ、他人を傷つけたり攻撃したりしてしまいます。
しかし、人間は自分の怒りなどの感情を理性によってコントロールすることができます。
その役割は「前頭葉」が司っています。
前頭葉の働きによって、強い怒りを感じても我慢したり、殴りたいと思っても「ここで殴ったら会社はクビになり、刑務所行きだ」などと考え、感情を抑えることができます。
お酒を飲むと、この「前頭葉」の働きが鈍くなってしまいます。
すなわち、理性が働かなくなるので、感情を抑えることができず、怒りにまかせて相手を攻撃してしまったり、トラブルを起こしたりしてしまうのです。
酒に酔ってトラブルを起こしたり、小競り合いをしている人は、いわば「野生に戻り、理性のなくなった状態の動物」同様です。
また、人間は元来「短期志向」です。目の前の欲求に負けやすい生き物です。
この「短期志向」も古代から語り継がれた機能です。
古代は食べ物も豊富になかったので、古代の人間は目の前に食べるものがあれば、すぐに飛びつき食べるということを習慣にしていました。さもなければ死んでしまうからです。
今の時代は食べ物に困ることはあまりありませんが、この機能はしっかりと受け継いでいます。
古代の人間は目の前のことに対処することに必死でした。
この機能を受け継いでいるために、怒りを感じて目の前の相手を殴りたくなったり、目の前の美味しそうなケーキをダイエット中なのに食べてしまったりするのです。
お酒を飲むことによってこの「短期志向」にも抑えが効かなくなります。
※短期主義の記事はこちら
目の前の欲求に負けて痴漢行為をしてしまったり、目の前の怒りに負けて人を殴ったりしてしまいます。
これらがトラブルの大きな原因となっています。
3. 対策
では、どのように対策すればいいでしょうか?
一番は「お酒を飲まないこと」です笑
実際、私は事故防止のため、一切お酒を飲みません。
「それができれば手っ取り早い」という声が聞こえてきそうですが…笑
でも、せっかくのイベントですし、お酒を楽しく飲んで楽しみたいですよね。
お酒を飲んで楽しむためには、「自分を知る」ことが大切です。
つまり、「自分の酒癖を知る」ということです。
よく聞くフレーズかもしれませんが、自分の酒癖を知るというのは、「どれだけのお酒で自分がコントロールを失うか」を知ることです。
これはもちろん人によっても違います。
お酒の強い人で、かなり飲んでも自分をコントロールできる人もいれば、少しの量で酔ってしまい、自分のコントロールを失うことは人もいます。
自分の酒癖を知り、「楽しめる範囲の自分の飲酒量」を把握しておくことが大切です。
こうすることによって、楽しいイベントで楽しく時間を過ごすことができるようになります。
以上、【お酒に飲まれてしまう人の原因】~ハロウィンは大荒れ~でした。
お酒に飲まれてしまってはせっかくの楽しいイベントも台無しです。
自分の飲酒量をしっかりと把握し、イベントが多くなるこれからの時期を楽しく過ごしていきたいですね。
今回も読んでいただき、ありがとうございます。
またよろしくお願いします。